世界の家シリーズ
美しく厳しい自然と生活の調和が生み出した、
シンプル&ニュートラルな建築デザイン。
深く美しい森に囲まれて、長く厳しい冬を生きる北欧の人びと。隣の町や村から遠く離れた小さな集落では、家族が暮らす住まいこそが人びとの集う場所です。それをできるだけ居心地よく、魅力的なものにしようとするのは当然なことでした。それは、暖かい南の国々のように、人びとが戸外に出て通りや広場に集うスタイルとは対照的です。
北欧スタイルの魅力は、「住まい」をいかに快適で魅力的にするかを基調として、大自然と暮らしの調和の中で生まれたシンプルで美しく、力強いデザイン性にあります。
コンセプト
ハンドメイド
森の国、木の国である北欧諸国では、木工、家具に親しんできた伝統があります。そして北欧デザインの象徴は、シンプルで合理的な形、自然の材料への忠実なデザイン、工業生産とハンディクラフツとの程よいバランス、自然と融合といったものである。そこには、ウィリアム・モリスなどの、アーツアンドクラフツ運動の理想を見ることができます。森の中の小国で福祉国家が作られ、それはモリスの夢見た生活のための芸術が可能となったのです。
融合性のあるデザイン
北欧のデザインはニュートラルで、いかなる場所にもフィットしてきました。ヤコブセンの「エッグ」「スワン」「アント」といったあだ名のついた椅子などは世界中のオフィス・ビルで見かけることができます。それらの家具は、機能的なものと、休日のくつろぎのための、自然と調和したものという二つの傾向を持った。機能と自然という二重性が北欧のデザインの魅力なのです。
アメリカでの繁栄時代
第二次世界大戦の大きなショックの後で、世界は北欧に安らぎを見出し、そのさわやかなデザインを歓迎したのです。そして1950年代、北欧スタイルはアメリカの大衆文化の開花の時期にそれに特に人気を集めたことで注目されます。中流階級が豊かになり、郊外住宅が発達します。そのインテリアに北欧モダンがぴったり合いました。よって当時、北欧のデザインは一種のステイタス・シンボルだったのでした。
北欧と北米のいいとこ取り
そこで北米住宅を手がけるメープルホームズでは、北欧のデザインの良さを取り入れたシリーズ「北欧スタイル」をご提案します。北米の本物の素材だけが醸し出すことができる住まい空間と、洗練された北欧のデザインがミックスしたメープルホームズの「北欧スタイル」。生活の中心が「家庭」であるスカンジナビアの暮らしを、あなたも取り入れませんか?